決めた

生きることに決めた。

いつからそう思えるようになったのか思い出せないけど、

今の私はたしかにそう思っている。

 

わたしは本当に弱くて。

ちゃんとご飯食べて、アコギも鳴らせる家があって

大学に通わせてもらってるのに

その他のたくさんのことで押しつぶされそうになって

死にたいなあとか思った時期がここ数年は多かった。

 

だけどね、2年半くらい前、

いちばん気持ちが沈んでいたときでさえも

死ぬことに価値は感じられなかった。

終わりでしかないんだよね。

楽になんかなれないよ。

絶望も希望もなくなるだけ。

天国とか信じてないし、

狂気的なエネルギーも強くないし、

わたしは死ぬの向いてない。

 

そこで弾き語りを始めた。

自問自答して出てきたことと、

誰かを思い浮かべたときの気持ちを歌にしてる。

そうすることで心を整理したり

気を張ったりしてやっと、

わたしだけのエネルギーを持って生きていられる。

 

死ぬことに価値はない、だからまだ生きる。

生きるって決めたら、死にたいって思わなくなった。

そしてもっと現実的なことで押しつぶされそうになってる。

現実の出来事と向き合わないといけなくなった。

学校とか、就職とか、人間関係とか。

 

でもね、全部に真正面から向かっていく必要はないと思う。

無理だ!嫌だ!って思う壁はするりとかわして、

別の道を行ったらいい。

そっちでもどうせ別の壁には出会うけど。

ぶち壊したいと思える壁なのか、

それを超えた自分を目指しているのかは考えたほうがいい。

そうでないと自分を消耗しすぎてダメになってしまうから。

あと、学生辞めるならちゃんと親以外の稼ぎで

暮らして行くことね。

自分の力でね。

 

 

 

21歳でやっと生きることに決められた。

よかったよかった。

あとはこんなこと歌わなくても楽しく過ごせるようになったらいいね。