なにができる

この2日間、石山ユーストンのお手伝いをしてきました。
アイドルイベントか…バンドが良かったな…
なんて行く前は思っていたのに、
始まったら奥のバーカウンターですっかり見入ってた。

可愛いし、可愛いし、
圧倒的な輝きを放っている。

1秒も無駄にせずに楽しい空間をつくる姿は
とても素敵でした。

一方で、
わたしの音楽にはなにができるだろう、
なんてことを考えていました。

わたしの音楽はたぶん、
聴いてくれる人に向けては歌えるけれど、
聴いてくれる人のためには唄えない。

誰も幸せにできないし
誰かをすっかり救ってしまうこともできない。

わたしはわたしの思いを吐き出すだけ。

誰も歌ってくれないわたしの気持ちを
言葉にして確かめたい。

それが、言葉にならない誰かの思いと重なればいいと思っている。

「何か」で片付けてしまっているもの、
「なんだか」としか言えない感情の頭に、
言葉で形を持たせてあげたい。

見ないふりして殺したくない感情を
生かしてやるために
言葉で形にして、音楽で声にしていく。