明日に在れ

 

時計が今日を超えた

ペタンコのななつ星は

思うより早く燃えた

ぬくもりを思い出した

 

吐いた煙は

風に吹かれ 昇っていった

抱えた寂しさから

絶対 逃げたくなくて

ただ 見つめていた

 

ずっと欲しかった言葉

自分のための歌

夜に浮かんだ音

続きにいられる明日

 

歩いてゆけるさ

わたしの歌はここにある

どこにも行けなかった頃は

ここから行くための

足場になれ

 

明日に在れ